郭海皇
かくかいおう
- 流派
- 中国拳法
- 必殺技
- 消力(シャオリー)
- 身長
- 不明
- 体重
- 不明
- 勝率
- 0.500 (全4試合 2勝0敗 1引分け1無効試合)
146歳。100年前に開催された前回の大擂台賽の覇者であり、まさに海王中の海王であり、国手(国を代表する名手)である。
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郭海皇の対戦相手や決め技を紹介します。
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | |
---|---|---|---|
バキ 中国大擂台賽編 | |||
勝利 | 決め技:パンツを脱がせ、金的を指で弾く | ||
勝利 | 決め技:顎を軽く叩くことで失神させた | ||
引き分け | 決め技:老衰で心臓停止。死すれば勝負なし。故に負けもなし | ||
刃牙道編 | |||
決着つかず | 決め技:完全なる消力(シャオリー) |
名言・セリフ
郭海皇が語ったといわれる言葉。人柄や戦いのなかの心情が見えてきます。
- 「(勇次郎に)弱いのう...君は」
- 「(勇次郎は)飢え...渇き...焦がれ...足りないものに満ちあふれている。抑えられぬ、イヤ...抑えようともせぬ。弱い。ハネあがる衝動を抑える力を持たぬ。コントロールが効かぬ」
- 「人の人たる強さとは、闘争と武の歴史はつまり、そのまま沸きあがる衝動と本能との対立の歴史に置き換えられる」
- 「君に見せてしんぜよう。人の人たる本当の強さ!!!」
- 「力はいらぬ」
- 「女、子供、年寄り...などの体力に恵まれぬ者、その者達にこそ術が必要なんじゃ」
- 「弱者に使えぬ武術など、いったいなんの意味があるというのかね」
- 「必要なとき、必要な術を、必要な速度で発揮する。己の感情を制御し、そのタイミングを知る。完全なタイミングを手中にしているなら...もはやそこには速度さえもいらぬ...」
- 「(最低と言われ)えーよ♡ それで」
- 「オマエさア...ほんとにワシの血引いとる?」
- 「武から身を引けい」
- 「中国武術史4000年、わたしほど力に憧れた者はおらぬ」
- 「力さえ手に入るなら、強き人よ...。女も...朋友(とも)も...酒も...地位も...名誉も...親兄弟に至るまで捨てることに迷いはない。むしろ日に日に己の内にたくわえられてゆく力に、我を忘れるほど酔いしれたものじゃ」
- 「そんなわたしが何を手離すとき、最も苦痛を感じたか。力...。身を焦がすほど欲した力、その力を捨て去った時間(とき)じゃよ」
- 「中国史上...最も力を欲したわたしが、一度手にした力...その力を捨て去る...。あの無念さに比べたら、肉親との死別すらが取るに足らない」
- 「単純な腕力なら恐らくは亜細亜一。その剛力を誇示したく、馬鹿もやった...。拳の理合など嘘っぱちとせせら笑った。嘘っぱちを証明し続けた」
- 「理合に敗れた。その日を境に、鍛錬器具の一切を捨てた。それは同時に肉との訣別を意味する」
- 「理合を手に入れる鍛錬。それは筋力鍛錬の速度に比べ、あまりにも永く。日々普通?に戻ってゆく己の肉体に、わたしは歯噛みした」
- 「永き時は過ぎ...わたしの骨格から肉が減り続け、齢90を越え、骨に皮膚がタレ下がり、食時 椀と箸に重量を感じた頃、わたしの手に理が握られていた」
- 「まるで逆じゃよ、勇次郎。武が力に挑むのではない。力が武に挑むのじゃ。おまえがわしに挑むのじゃ」
- 「はよこい」
- 「ホッホッホッ、たいしたものじゃの、強き人よ。鼻血を出すなんて何十年振りかの」
- 「命拾いしたのォ...。のォ、強き人よ。おぬし、死ぬところだったぞ。この言葉...信じるもよし。信じぬもよし...」
- 「しょせんはジジイのパンチ力。たかが知れとる。受けてみ...(シュルルルル...)」
- 「これはこれは...生物界最強とまで...讃えられている人とは思えぬ臆病さ...。強き人よ...なにを恐れる...。なにをそんなに...(シュル)」
- 「バレちゃった...♡」
- 勇次郎が咄嗟に避けた郭海皇の打撃の威力は凄まじく、壁に大きく破壊するほどだった。
- 「強き人よ、嬉しかろう。一歩違えば出逢わなかったかも知れぬ好敵手。何の因果か、それが今こうして出逢ってしまった。ワシとて同じじゃよ。長生きはしてみるものじゃ」
- 「人生楽しからずや。こういう出逢いもある」
- 「100年はなかったぞ、これほどの緊張は...」
- 「来なさい...技術こそが!! 闘争の構成物質そのもの!!! その他一切、その他一切が、不純物」
- 「ちょうしこいてんじゃねェ、小僧ォッ」
- 「打突の要と言われる背なの筋肉...。その筋肉の構成が...明らかに通常と異なる。言うなれば生まれながらの天然戦闘形体...と言ったところか...」
- 「己以外は全て弱者と断じる思い上がり。捨てはおけぬと思いはしたが...おぬしが正しい...。百獣の王ライオンは、他の動物達をライバルとは思わぬ。全ては餌。おぬしとその他全人類の構図はそれと似る」
- 「始めよう...獅子(ライオン)対...餌!!!」
- 「生ま...れ...て...落ち...て...百と...数十...余...年。五万日! ...武を...継続(つづ)けた...。誰...より...も...永く!!! 誰...より......濃く!!! こいつよりも!!!」
- 「武術の勝ち」
- 「無理無理無理、人と闘っとる気がせん」
- 「フム...確かに心臓は停止した。瞳孔も開き、臨床学的には非の打ち所もなく、ワシの死亡は確認されたと聞いとる。その結果、何が起こったか...。拳を止めたのじゃ。打たれていたら、もはや絶命は免れぬであろう拳をッッ。おわかりか? 武が勝利したのじゃ」
- 「死に勝る護身なし!!! およそこの世に存在する勝負事! ゲーム・スポーツから殺し合いに至るまで、相手が死すれば勝負なし!!! 故に負けもなし」
- 「武とは、技とはズルきもの。昆虫や小動物は勝てぬと判断するなり擬態を用いて死を演ずる。それをズルいとなじることも良し。しかし結果、彼らは生き延びる。皆よ...あの怪物とわしは闘った...。そしてなお立ってる」
- 「オーガよ。100年経ったらまた闘ろうや」
- 「ワシも...呼ばれてみたいのォ...地上最強の生物...」
- 「日本人はつつましい民族と聞き及んでいるが、聞きしに勝るつつましさじゃのォ...。あの程度の技に“完全”の言葉を冠するとは、なんと欲の浅きことか」
- 「あるもんかね、この世に“完全”などというものが。あるんだな、これが」
- 「よォ...く見とけ。これが...完全技...」
- 「カッコエエ ♬」
- 「加速のための関節など、いくらでも増やせる。百でも千でも、なんぼでも...」
- 「現実の構造はどうであれ、わしがイメージしている作りは違う。イメージは無限。おワカリか、日本のオサムライよ」
- 「もし...許されるものなら、儂ゃ...心臓を停止(とめ)てしまいたいよ...ッッ」
- 「成った」
- 愚地克巳の成長を目にして、郭海皇は一言だけ呟いた。
- 「ま...まだあるというのか、この先がッッ」
- ピクルVS克己戦。俺だけのマッハの準備に入った克己に、中国拳法の象徴・郭海皇ですら驚きを隠せなかった。
- 「あの小僧(克己)、ものの数日間で、拳法を50年は進歩させおったわ」
- 「これになれば良い。羽毛(はね)...。」
- 以下続く。「五体に行き渡る無意識な力み。筋肉に、骨格(ほね)に、腱に、身体(にく)の奥深くに居座る強ばり...。徹頭徹尾抜き去るんじゃ。抜けるにつれ、硬き肉の壁は氷嚢の融通性を帯び始め、半紙の頼りなきへと近付き、やがて羽毛へと...。」
- 「羽毛まで到達(ゆく)なら、もはやそこに壁はない。風も弾丸もミサイルも、意味なく通り過ぎるばかり」
- 「完全なる消力(シャオリー)...真なる羽毛化が成ったなら、刃物さえ通じない」
- 「攻めは鋭利に、受御(うけ)は優美に」
- 古くから伝わる中国武術の要諦。蛇を仕留めようとする鶴。その闘法にヒントを得たとされる格言である。しかし、郭海皇は「受御は優美に」が通じるのは徒手対徒手までで、剣には通じないと言った。
- 「“飄(ひょう)”となれ。とことんなびけ。羽毛(はね)になれ...ッッ」
- 「帰って来い!!!」
- 宮本武蔵との決闘に挑む烈海王に掛けた言葉。
- 「よもや...あれほどとは...。消力(シャオリー)、破れたりッッ」
- 「比武(試合)...武器の使用、いずれも烈自身が希望(のぞ)んだもの。徳川さん、仮に「貴方が間違っていた」と私が言ったなら、烈(こいつ)はハネ起きて、私に噛み付くでしょう」
- 「“護身体”の完成を見ると、技術(わざ)が使用(つか)えん。使用(つか)おうにも「危うき」に近づけん。立ちはだかるは紅蓮の炎か、猛る激流か、剣の山か。行く手を阻み、近づくことすら出来ぬのじゃ」
- 「気で見極め、眼で見極め、太刀筋に逆らわず、五体でなびく...。羽毛(はね)になる。足は風、手は風、五体これ全て旋風(かぜ)。このブ暑い身体でよくぞ」
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