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名言・セリフ

実況が語ったといわれる言葉。人柄や戦いのなかの心情が見えてきます。

「達人は保護されているッッッ」

達人・渋川剛気の試合を前に、実況は「格闘技ファンはもうそろそろハッキリと言うべきなのですッッ」と踏み込んだ発言をした。この発言に客席はざわめき、本部以蔵は「ヤロウ...タブー中のタブーに触れやがった...」とドン引きをした。

「達人の戦う姿を見た者がいるのでしょうか。その枯れた奥義が実戦の場で発揮されるのを見た者がいるのでしょうかッッッ」

実況は、本部以蔵曰く「タブー中のタブー」に踏み込んだ発言をした。　

「達人の勝利はいつも伝説の中ですッッ、世間は達人を気遣うあまり実戦の場へ立たせようとはしなかったのですッッッ」

実況は、本部以蔵曰く「タブー中のタブー」に踏み込んだ発言をした。　

「試合中にオペ開始ィーッ」

弟・昴昇の紐切りにより、両眼の視力を失った兄・紅葉は試合中に視力回復の手術を始めた。

「今や昴昇の体内はシンバル状態」

鎬紅葉の必殺技・打震により、鎬昴昇の体内の水分に巨大な波紋を起こされた。

「闘争という野蛮な行為のエキスパートである彼らに、何故でしょう、我々は尊敬の念を禁じ得ませんッッ」

東京ドーム地下闘技場 最大トーナメント第2回戦のメンバーが出揃った。

「横綱 金竜山が四股を開始（はじ）めましたッ、客（ファン）の心（ハート）をとらえて離さぬ猪狩の行動を、まるで邪悪なものと踏みつけるがごとく、天下一品のパフォーマンスだ」

最大トーナメント第2回戦の猪狩VS金竜山戦。徹底的に観客を意識した猪狩の言動に対し、金竜山は試合開始前に黙々とひとり四股を踏んだ。

「力水だッッ、なんという粋なはからいッ、どこに隠し持っていた藤巻親方ァッ」

猪狩戦に挑む弟子であり息子である金竜山に対して、応援に駆けつけた藤巻親方は力水を差し出した。

「問題にならないッ、大相撲の最高位がこれほどの強さとは」

最大トーナメント2回戦、猪狩VS金竜山戦。試合開始早々、猪狩はナックルアロー、エンズイ斬り、カニばさみを立て続けに仕掛けるも、横綱・金竜山はまるで大地に根が生えたごとく微動だにしなかった。

「これを無謀と言わずしてなにが無謀でしょう！！！　もしこのパフォーマンスが猪狩イズムというのなら、それはあまりに危険だ！」

猪狩の攻撃をものともせず圧倒的な存在感を見せる金竜山に対し、猪狩は相撲の立ち会いを仕掛けようとする。

「なんという...この期に及んでなんという虚勢！！！」

最大トーナメントの猪狩VS金竜山戦。山のごとく動かない横綱に対し、猪狩は立ち会いのパフォーマンスの次は、ボロボロになりながらも四股を踏んでみせた。

「近代体育の究極とも言える克己のマッハ突きッッッ、それをも耐え切る気か花山ッッ」

克己の奥義・マッハ突きを喰らって、なお花山は戦闘態勢を崩さなかった。

「戈を止めると書いて武ッ、暴力を制する道 武道！　まさに花山のふるう超ド級の戈を、克己の持つ正義の楯が止めたのですッ、武の勝利ッッ」

最大トーナメント屈指の名勝負、愚地克己と花山薫の戦いが決着した後の実況。

「プロボクシング世界ヘヴィ級チャンピオンVSあろうことか暴走族！！！　こんな言い方はしたくありません...ッッッ、したくありませんが...格が違いすぎる！！！」

最大トーナメントの中でも、屈指の移植対決に実況も興奮を隠しきれなかった。

「出たぞキングギドラの彫り物（もんもん）だーッ」

柴千春の背中に彫られた入れ墨披露を、実況も待ちわびていた。

「かッ噛みつきイイイイッ、前代未聞の必殺技ッ、イヤッ、これを技と呼ぶべきでしょうか」

後に「噛道」にまで進化するジャック・ハンマーのバイティングが公衆の面前で初披露された。

「マッ、マッハ突き敗れたりィィィィ、近代空手敗れたりィィィィ」

最大トーナメント3回戦の烈海王VS愚地克己。 中国拳法と近代空手の闘いは、まさかの一撃瞬殺で決着がついた。

「大蛇だァ〜ッッ、ひ...人間（ひと）を飲んでるゥ〜ッッ、どこまでやる気だ地下闘技場最大トーナメントォ〜ッッ」

無傷のガーレンの申し出により、急遽組まれたスペシャル・マッチ。 主宰・徳川光成が用意した対戦相手は、なんと巨大アナコンダだった。

「アナコンダを相手にレスリングをやる気だァ〜」

ガーレンのスペシャルマッチの相手はなんと大蛇だった。ざわつく観客をよそに、ガーレンは動じることなく自分の闘い方であるレスリングにアナコンダを引きずり込む。

「飛んだ飛んだーッッ、人間が飛ぶ〜ッッ」

最大トーナメント（最トー）の3回戦、アレクサンダー・ガーレンVSジャック・ハンマー。 怪物ガーレンの反り投げにより、ジャックは宙を舞った。

「ジャック・ハンマーのこの貌ッ、怒りとかッ哀しみなどの感情の変化でこのような表情が現れるものなのでしょうか。わたくしの目にはなにか人間離れしたような...」

最大トーナメントのジャック・ハンマーとアレクサンダー・ガーレンの試合。 ガーレンを追い込むジャック・ハンマーはドーピングにより、人間離れした顔貌となる。

「まるで姿三四郎の世界ですッ、渋川流柔術VS愚地空手、達人対達人、柔対剛ッ」

ついに始まる達人対決。実況も興奮を隠しきれない。

「間合いを詰めます両雄ッ。しかしその歩みはまるで散歩に出掛けるかのようにさりげなく...」

ついに始まった達人同士の対決。その始まりは静かなものだった。

「拳と開手ッ、剛と柔ッ、奇しくも両者の取った構えは同じ構えだァッ」

ついに始まった達人同士の対決。その始まりは静かなものだった。

「いったい何が起こったのか、達人の闘いは難しすぎるーッッ」

渋川剛気VS愚地独歩。 独歩が繰り出した起死回生の手刀が直撃寸前でストップする。実は、渋川は足の指一本で独歩の動きを封じていた。

「こんなジジイはどこにもいな〜いッッ」

最大トーナメントの渋川剛気 対 愚地独歩。 空手の達人・独歩の猛攻を、渋川はひょうひょうと合気の技で捌き、致命傷につながる足刀を叩き込む。

「人は武道によりかくも強くなれるのです」

独歩を圧倒する小柄な老人・渋川剛気。その底知れぬ強さに実況は興奮する。 全文は以下。「強い強い強〜い！！！　底が見えませんッッ、達人 渋川剛気ィ〜ッッ。155センチ47キロの体格...ッッ、女の娘並と言ってさしつかえないでしょう。人は武道によりかくも強くなれるのです」

「破れたりィィィィィィィッッ、渋川流柔術アンタッチャブルの神話が今崩壊したァ〜」

完全無欠の渋川流合気に対して、遂に正拳を当てた独歩。場内は驚きに包まれる。全文は以下。「当たった〜ッッ、破れたりィィィィィィィッッ、渋川流柔術アンタッチャブルの神話が今崩壊したァ〜。完全無欠の護身術がッ、愚地流の執念の前に今クリーン・ヒットを許しました〜」

「前代未聞！！！　闘いのさ中、両雄 休憩に入ってしまったァッッッ」

最大トーナメント注目の達人対決。 独歩の「菩薩の拳」と渋川の必殺の合気。死力を尽くす二人の対決はクライマックスに近づいていく。

「ダメージは五分ッッ、両雄再び向かい合った〜ッッ。武神の拳は例の型（かたち）だ〜ッ」

最大トーナメント注目の達人対決。 独歩の「菩薩の拳」と渋川の必殺の合気。死力を尽くす二人の対決はクライマックスに近づいていく。

「オオオッ恐ろしい光景だァーッッ。双方 明らかに必殺の間合いに入っているッッ。手を出せば必ず相手を倒せる距離ですッッ」

最大トーナメント 愚地独歩 対 渋川剛気。 ついに戦いは決着を迎えようとしていた。必殺の間合いに入りながら、なおもまだ手を出さない両雄に、観戦する本部以蔵は「よ...よくやるぜ2人とも」と震える。

「刃牙が血だらけだ〜ッッ」

最大トーナメント準決勝の範馬刃牙 VS 烈海王。 居場所が不明になっていた刃牙は遂に試合会場に姿を表す。その姿は試合が始まる前にもかかわらず血だらけだった。 のちに理由が明らかになるが、烈海王とのリアルシャドーによるものだった。なお、リアルシャドーは刃牙シリーズでたびたび鍛錬法として登場するが、今回が初である。

「前代未聞の勝利宣言だァーッ。“勝つ”ではないッッ、“勝った”と言い放った根拠はなんだーッ」

最大トーナメント準決勝の範馬刃牙 VS 烈海王。 居場所が不明になっていた刃牙は遂に試合会場に姿を表す。その姿は試合が始まる前にもかかわらず血だらけだった。そして、「勝つ」ではなく「勝った」と不敵にも言い放った。 のちに理由が明らかになるが、烈海王とのリアルシャドーによるものだった。なお、リアルシャドーは刃牙シリーズでたびたび鍛錬法として登場するが、今回が初である。

「己が深手を負わせた大先輩に対して最上級の一礼だーッ。まさしくこれぞッッ、慇懃無礼ッッ」

地下闘技場最大トーナメント 準決勝の渋川剛気VSジャックハンマー。 隙をつき、ジャック・ハンマーは渋川剛気の左足アキレス腱を噛み切った。そして、ジャックは深々と渋川に頭を下げる。

「つくづく達人ッ」

最大トーナメント、ジャックハンマーVS渋川剛気の試合にて。 ジャック・ハンマーの容赦ないバイティング（噛みつき）に対して、渋川は技術の最高峰である合気の投げで応酬する。 全文は以下。「つくづく達人ッ、噛みつきにも呼吸力を敢行だ〜ッ」

「まるで遠山の金さんだ〜ッ」

最大トーナメント準決勝、ジャックハンマー 対 渋川剛気。 ジャック・ハンマーの容赦ないバイティング（噛みつき）に対して、渋川は技術の最高峰である合気の投げで応酬する。アキレス腱を噛みちぎられて満足に動くことが出来ない渋川は、なんと正座してジャック・ハンマーの猛攻を切り返し翻弄していく。

「汗とッ、涙とッ、オシッコの混じったしぶきをッ、誰もよけようとはしませんッ。闘いの聖水を、誰もッッ、誰もよけることは許されないのですッ」

衝撃の兄弟対決となった最大トーナメント決勝戦は 初っ端からまったく遠慮のない100%の打撃戦となった。刃牙は、涙や汗、おしっこを撒き散らしながら、兄とブン殴り合いを止めようとしない。

「噛むッッッ、噛むッッッ、一噛みでも決まれば致命傷ッッ、必殺必至の獅子舞だ〜ッッ」

最大トーナメント決勝戦、範馬刃牙VSジャック・ハンマー。 試合中盤、ついに本格的なバイティングを連続で繰り出すジャック。刃牙は途端に防戦一方となる。

「どんなに追い込まれてもッッ、どんな窮地に陥ってもッッッ、範馬刃牙はこの構えから逆襲に転じてみせたのです」

最大トーナメントもいよいよ大詰め。 決勝戦の兄弟対決は、兄・ジャックの噛みつき（バイティング）により、刃牙は人体で出血が致命傷となる9つの急所のひとつ・上腕動脈をやられ、おびただしい出血をする。 残された時間がわずかななか、刃牙は止血していた手を離し、おびただしい出血もいとわず、範馬刃牙オリジナルのファイティングポーズを構えた。

「勝つために明日を捨てたジャックッッ、勝つために明日を信じた刃牙ッッ」

最大トーナメントの決勝戦。ジャック・ハンマーVS範馬刃牙。 ジャック・ハンマーは噛みつきによりバキに致命傷を与えることに成功。おびただしい出血をするバキに残された時間は5分もない。最大トーナメントはいよいよ最終局面を迎えた。

「凄ッげ...火花が...まるで...」

最大トーナメントの決勝戦。ジャック・ハンマーVS範馬刃牙。 ジャック・ハンマーは噛みつきによりバキに致命傷を与えることに成功。おびただしい出血をするバキに残された時間は5分もない。 最大トーナメントはいよいよ最終局面を迎え、両者は全力のパンチをお互いの顔面に叩き込む。その衝突はまるで火花が出るようにみえた。

「フロントネックロック〜、力（りき）が入ってるッッッ、力（りき）が入ってるッッッ」

最大トーナメント決勝戦 バキVSジャック・ハンマー。 限界を迎えるバキは、「この技を最後に俺...倒れます...」と宣言し、最後の技 フロント・ネックロックを全力で繰り出す。

「耐えるジャック、絞めるバキッッ」

最大トーナメント決勝戦 バキVSジャック・ハンマー。 限界を迎えるバキは、「この技を最後に俺...倒れます...」と宣言し、最後の技 フロント・ネックロックを全力で繰り出す。 全文は以下。「耐えるジャック、絞めるバキッッ。うッ、浮いたッッ、浮いたッッ。巨凶 範馬の血を引く両雄ッ、巨大な父の血を受け継ぐ両雄ッッ。古代ローマ パンクラチオンのベルトを腰に巻くのは、兄かッ、弟か！？」

「フロントネックロックッッ、シンプルにしてディープッッッ、ギロチン・チョークの名で呼ばれる殺し技だァーッッ」

遂に決着した最大トーナメント決勝戦。 最後の技は、まさにシンプルだからこそ説得力のある締め技だった。 決着がついた直後のバキは喜びというよりも哀しいようななんともいえない表情を浮かべた。

「全ての試合が大勝負ッッ、全ての試合が名試合ッッ、そして全ての選手が......ッッ、イカしてたァッッ」

遂に決着した地下闘技場 最大トーナメント。 参加者38名、試合数30、死闘 10数時間、負傷者の数は参加者全員という全試合の実況者は、戦士への惜しみないリスペクトを口にした。

「強くあろうとする姿は、かくも美しい！！！」

遂に決着した地下闘技場 最大トーナメント。 参加者38名、試合数30、死闘 10数時間、負傷者の数は参加者全員という全試合の実況者は、戦士への惜しみないリスペクトを口にした。 全文は以下。「現代社会において「強い」ということが、あるいは無意味との声もあるでしょう。しかし覚悟を決めて入場する選手の表情の、己の実力（ちから）が通じず敗北をうけいれる選手の表情の、傷つき勝利を手にした時の選手の表情の、そのどれもが我々の心を突き動かさずにはおきませんッッ。強くあろうとする姿は、かくも美しい！！！　「強い」ことは美しい！！！　「強い」ことはスバラシイ！！！　アリガトウ範馬刃牙ッッ。ストロングイズビューティフル！！！」

「「強い」ことは美しい！！！　「強い」ことはスバラシイ！！！」

遂に決着した地下闘技場 最大トーナメント。 参加者38名、試合数30、死闘 10数時間、負傷者の数は参加者全員という全試合の実況者は、戦士への惜しみないリスペクトを口にした。 全文は以下。「現代社会において「強い」ということが、あるいは無意味との声もあるでしょう。しかし覚悟を決めて入場する選手の表情の、己の実力（ちから）が通じず敗北をうけいれる選手の表情の、傷つき勝利を手にした時の選手の表情の、そのどれもが我々の心を突き動かさずにはおきませんッッ。強くあろうとする姿は、かくも美しい！！！　「強い」ことは美しい！！！　「強い」ことはスバラシイ！！！　アリガトウ範馬刃牙ッッ。ストロングイズビューティフル！！！」

「ストロングイズビューティフル！！！」

遂に決着した地下闘技場 最大トーナメント。 参加者38名、試合数30、死闘 10数時間、負傷者の数は参加者全員という全試合の実況者は、戦士への惜しみないリスペクトを口にした。 全文は以下。「現代社会において「強い」ということが、あるいは無意味との声もあるでしょう。しかし覚悟を決めて入場する選手の表情の、己の実力（ちから）が通じず敗北をうけいれる選手の表情の、傷つき勝利を手にした時の選手の表情の、そのどれもが我々の心を突き動かさずにはおきませんッッ。強くあろうとする姿は、かくも美しい！！！　「強い」ことは美しい！！！　「強い」ことはスバラシイ！！！　アリガトウ範馬刃牙ッッ。ストロングイズビューティフル！！！」

「百年経ったらまたおいでッッ」

擂台賽の実況。

「海王入場！！」

擂台賽の実況。

「百年に一度のストレス大解放ッッ」

擂台賽の実況。

「怪力無双！！！　ビスケットオリバッッ」

「これ見よがしの逆三角形ッッ。強さとは力だッッ、強さとは筋肉だと言わんばかりの、中国武術の技術へ対しての、明確なアンチテーゼだ！！！」

「出たぞ、ハンドポケット対決ッッ。目には目ッッ、歯に歯はッッ。ポケットにはポケットだ〜ッッ」

「悪意に満ちた右手ですッッ、悪意に満ちた笑顔です」

寂海王に対して。

「大相撲は強いのか！！？　力士ってホントに強いのか！！？　しばしば語られる最強説！！！　一方で耳にする大したことない説！！！　その回答（こた）えが出されようとしているのです！！！」

「小柄（ちい）さいにも程があるッッ。巨漢（でか）いにも程があるッッ。無差別にも程があるッッ！！！　踏み潰すのか！！？　握り潰すのか！！？　はたまた“術”で翻弄して見せるのかァ！！？」

「相撲は相撲のままでいいッッ。相撲は相撲のままがいいッッ」

「蹲踞（そんきょ）だッッ。やはりこれだッッ。帰ってくるのはやはりここッッ。「お相撲さん」は蹲踞へ帰るッッ」

「お！？　達人が歩を進めている！？　てゆーか！？　フツーに歩いているぞ！？　たつじん！？　もう間合だッッ。否ッッ、間合過ぎているッッ」

「地上最無差別のガップリ四つだァッッ！！！」

「「年の功」とはまさにこれッ。合気を破り投げとばした大関を、逃避（にげ）たと断ずるこの傲慢ッッ。これだから達人は面白いッッ」

「鼻腔の痛点を「廻し」と見立てた出し投げッッ。痛いッッ、痛いぞこれはッッ」

渋川剛気が巨漢大関・巨鯨に掛けた技である。

「剣を取らせりゃ天下無双。データはそれのみッッ。事実はそれだけッッ。それのみが確実（たし）かッッ。経歴の闇が深すぎるゾ、佐部京一郎ッッ」

「当たり前を当たり前に為しているッッ。日本文化はやっぱイイッッ。日本武道はやっぱイイッッ」

渋川剛気 VS 巨鯨戦後。勝敗に関係なく、両者とも退場する際に場内に一礼をしたことを、実況は称賛した。

「醸す空気は果たし合いッッ。競技性はすでに影をひそめッッ、「漢比べ」の様相だーッッ！！！」

「「素手」の歴史は我らこそが本家ッッ！！！　控えろ新参者ッッ。生の大相撲、五体に刻むがいいッッ！！！」

「おおお...っと！？　こ...ッッ、これは...ッッ、お相撲さんらしからぬ追いストンピングだァーッッ！！！　荒いッッ、荒っぽいッッ、まるでプロレスの悪役（ヒール）だァッッ」

愚地克己 VS 獅子丸戦。獅子丸の振る舞いについて実況は興奮気味に語る。

「出たぞ王者のファイティングポーズッッ！！！　刃牙の刃牙による刃牙の為のファイティングポーズだァ！！！」

「「切り裂き魔」ジャック！！！　「噛道」恐るべし！！！」

「金剛筋肉に牙を立てたジャックッッ。アバラ骨という「廻し」を引いた宿禰ッッ。両者十分ガップリ四つッッ、両者十分「ガブリ」四つッッ」

「獣の構えだッッ。二足歩行からは大きく退化ッッ。進化した格闘技、原始の闘争（たたか）いへ戻したか、ジャックッッ！！！」

「宿禰 VS ジャック。神話的でさえある両雄の怪物比べッッ。その凱歌は、明日さえ捨て去る刹那の戦士、噛みつきサイボーグ、ジャック・ハンマーその人に上がったのですッッ！！！」

「角力は四股でチカラを蓄えッ、空手は「息吹」で力を溜めるッッ。古代角力と空手ッッ、強いのはどっちだァ！！？」

「え！！？　輪郭...！！？　顎！！？　このフォーム！！？　まさかまさかのッッ、猪狩...ッッ、プロレスラー猪狩完至じゃないかーッッ！！！　どういう事態だ！！？　アンタ死んだだろォーッッ！！！」

「どうしたミスター空手道。まさか！？　ミスター空手道の必殺技がッッ、100mを10秒台で駆け抜ける脚力での逃走術だというのかー！？」

「全日本柔道 VS 暴走族！！！　異色中の異色ッッ。会場の興味もどちらかというと勝敗の行方よりもいったいどんな試合になるのかという点に注がれています」

「ハンパではないぞ、柴千春ゥゥッ。これほどまでの超ツッパリが正統格闘技を相手にいかにして闘うのでしょうか！！！　キョーミがあります、実にキョーミがありますッ」

「なんとキングギドラです！！！　これはッッ、キングギドラの彫りものを背負っているゥゥッッ」

「（柴千春について）オオオッ、大股で間合をつめていったぞ！！！　蹴ったーッ、素人まる出しィーッ」

「オオオッと意外にもと言うか期待通りと言うか、リチャード・フィルス、タキシードで登場だァッッッ。これが俺様のユニフォームと言わんばかり、そのたたずまいはエレガントさすら漂ってさえいます」

その他のキャラクター（登場人物）

実況と同じその他のキャラクター（登場人物）たち。

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